基本情報
一般名 ペヨーテ
由来:ペヨートルが変化した名前で、ペヨートルとは「不思議なもの」という意味がある。
別名
  • ペヨーテサボテン
  • ロフォフォラ
和名 鳥羽玉(うばたま)
英名 peyote(ペヨーテ)
学名 Lophophora williamsii(ロフォフォーラ・ウイリアムシィ)
分類 目:ナデシコ目
科:サボテン科
属:ウバタマサボテン属
形態 園芸分類:
形態  :多年草
大きさ 草丈:10cm
花 :2~3cm
花期 時期:4~5月
季節:春
原産国 メキシコ北部、テキサス州南部など
分布地
生育環境 耐寒性:弱い
耐暑性:強い
入手難度 ★★★☆☆☆(普通)
入手方法 ネットなどで販売しているので検索すると数は少ないが取り扱い店は見つかる。
購入価格 苗:4000円~
花言葉
誕生花
毒性
危険度 ★☆☆☆☆☆(低い)
有毒成分
  • メスカリン
  • ペロチン
  • アンハロニン
有毒部位 全草
中毒症状 吐気、嘔吐、悪寒、陶酔感や幻覚作用など。
致死量 LD50
食用部位
誤食部位
類似植物
  • デフューサ(翠冠玉)
  • 銀冠玉
備考
  • メキシコ産のペヨーテは成長が非常に遅い。
  • 肉質は弾力がありモチモチした触り心地がある。

ペヨーテとは

ペヨーテは別名ウバダマ(鳥羽玉)とも呼ばれているサボテン科の多年草で ”モチモチした触感とぼってりした楕円のフォルム” が特徴の、メキシコ原産の地下で育つ小さな棘のないサボテンです。古くは北米インディアンの宗教儀式において神聖性を高めるためのツールとしてペヨーテが使われており日本へは明治末期ごろに渡来、国内では園芸植物として密かな人気を博しています。

このペヨーテと呼ばれるサボテン、野生の種は成長が極端に遅いことでも知られており、年間に1㎝も育たないこともあるそうで数年~十数年かけて成熟しゴルフボール程度になるともされています。そういったこともあり原産国であるメキシコでは観光客や業者などの乱獲によって供給が間に合わず絶滅の危機に瀕しているのです。

現在アメリカではペヨーテは麻薬とされ収穫や消費、所持は違法とされており捕まると罰金や懲役を科せられるため注意しましょう。ただ特殊なのは「ネイティブ・アメリカンチャーチによる宗教儀式においては使用を認められている」とのことです。

◆ちなみに日本ではペヨーテを所持や育成することに関しての規制はないため普通に育てて問題はないのでご安心ください。(ペヨーテの成分※以下参照を使うのは違法)
また水を大量に与えるなどすれば成長速度を速めることができるため日本で販売されているものはほとんどがそういった方法で育てられています。

ペヨーテの毒性

含まれる毒はメスカリンと呼ばれる成分でアルカロイドの一種です。メスカリンには幻覚を引き起こす作用があり、生のまま摂取する、乾燥させたものを食べる、粉末状にしたものを飲んだりすることで精神的な多幸感などの効果が得られます。

ただしその味は非常に苦くそれゆえに、摂取の仕方次第では吐き気や強烈な胃痛、悪寒などの食中毒症状が表れることもしばしばあるといいます。

とはいえ日本で育ったペヨーテには北米やメキシコなど原産国で育ったペヨーテほどの幻覚作用の成分は含まれておらず、食べてもただただ苦いだけのサボテンであることの方が多いのだとか。気候や与える水の量に左右されていると言われていますが詳細は不明…。

毒性自体は低く(というかほとんど害はない?)誤食しても吐き気や嘔吐程度で済む場合がほとんどです。しかもそれすらもないこともある。ただ海外では違法薬物とされているため安易に口にするのは危険であるため絶対にやめましょう。