アジサイ

一般名称 アジサイ
別名 七変化(しちへんげ)、四片(よひら)、手毬花(てまりばな)、刺繍花(ししゅうばな)、八仙花(はっせんか)
和名 紫陽花
英名 Japanese hydrangea
学名 Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. f. macrophylla(ハイドランジア・マクロフィリア)
分類 ミズキ目・アジサイ科・アジサイ属
タイプ 落葉低木
大きさ 1~2m
花期 5~7月
原産国 日本、中国、台湾、北アメリカ
分布地域 花壇や歩道、公園など日本中に植えてある。山間部や河川など野生化したアジサイも多くどこでも見かけることができる。
生息環境 風通しがよく日当たりの良い場所
入手方法 園芸店などで購入可能
購入価格 苗:3000円~
花言葉
※共通の花言葉と色ごとに分かれている
【共通】「移り気」「心変わり」「浮気」「無常」
【青】「冷淡」「無常」「辛抱強い愛情」
【白】「寛容」
【ピンク】「元気な女性」「強い愛情」
誕生花 ガクアジサイ:6/3,7/13
危険度 不明
有毒成分 フェブリフジン、イソフェブリフジン
有毒部位 全草
中毒症状 嘔吐、眩暈、めまい、顔面紅潮など
致死量 不明
食用部位 どの部位も食べてはいけない
誤食植物 『シソの葉』に似ている
シソの葉、アジサイの葉と似ていて誤食の危険がある

アジサイの葉
アジサイの葉

食中毒事例

アジサイの葉

2008年に茨城県つくば市内の飲食店で提供された料理に添えられていた装飾用のアジサイの葉を食べた10人のうち8人が食後に吐き気やめまいなどの中毒症状を訴えた。

2008年大阪市内の飲食店にて同じく料理に添えられていたアジサイの葉を食べた1名が40分後に嘔吐や顔面紅潮の症状を訴えたというもの。

いずれも重症には至らずに数日のうちに回復している。

アマチャ

2009年岐阜県にて園児119人のうち28人が甘茶を飲んで嘔吐の症状を訴えた

2010年に神奈川県の花祭りにてアマチャを飲んだ小学生99人のうち45人が嘔吐の症状を訴えた。

いずれの場合も重症にはならずに2~3日で回復している。一般的にアマチャとして栽培されているものはヤマアジサイとその変異種。甘みの強い系統をアマチャとしてしている。
これまで有毒な成分は検出されていないが、厚生労働省では集団食中毒事故を受けて濃度の濃い甘茶は避けるように注意喚起している。

詳しくは分かっていない

アジサイがその体内に毒を持っているかどうかはまだわかっていません。同じ品種であっても毒が検出される個体とそうでない個体があるからです。
調査によると中国四川省のアジサイからは毒が検出されたのに対して、京都産のアジサイからは検出されなかったと言います。実際各地のアジサイから毒の成分の抽出を試みた結果陽性、陰性どちらの結果も得られているというのです。