ロベリア

青いロベリア
一般名称 ロベリア
別名 瑠璃蝶々(るりちょうちょう)、瑠璃蝶草(るりちょうそう
和名 瑠璃溝隠(るりみぞかくし
英名 Lobelia(ロベリア)、Edging Lobelia
学名 Lobelia erinus(ロベリア・エリヌス
分類 キキョウ目・キキョウ科・ミゾカクシ属
形態 一年草(本来は多年草)
大きさ 高さ15~20cm
花期/季節 5~6月 (春から初夏にかけて)
原産国 南アフリカ
分布地 一般家庭の花壇や庭先で見かけることができる。
生育環境 日当たりが良く、水はけのよい土地を好み過湿&乾燥に弱い、風通しの良い場所を好む。
入手方法 園芸店で購入することができる。
購入価格 苗:500円~1000円
花言葉 【ロベリア全般】
「悪意」「いつも愛らしい」「人目に付く」「謙遜」「貞淑」「malevolence(悪意、嫌悪)」(英)「arrogance(傲慢)」(英)
【青い花】
「謙遜の美徳」「rebuff(拒絶)」(英)
【白い花】
「奥ゆかしい態度」
誕生花 【ロベリア全般】
3/14、4/11、4/23、5/17、5/24、7/5、10/30
【青い花】
11/15
【白い花】
2/29
危険度 ★★★★☆ [重度:死亡]
有毒成分 ロベリン [Lobeline]
有毒部位 全草に含まれている。
中毒症状 嘔吐、頭痛、腹痛、下痢、眩暈、血圧降下、呼吸困難、痙攣など。重度の場合意識障害や心臓麻痺などで死に至る。
致死量
食用部位 全て食べることはできない。
誤食部位
備考 【ロベリアの種類】
ロベリア・エリヌス:Lobelia erinuslis
ロベリア・リヴィエラ:Lobelia Riviera
ロベリア・リチャードソニー:Lobelia richardsonii
ロベリア・アズーロコンパクト:Lobelia Azzurro Compact
ロベリア・バリダ:Lobelia valida

ロベリアの毒性

◆赤いロベリアの花:キキョウ科には毒性の強いアルカロイドを含む種類が多い。

ロベリアには葉や花、茎、根など全草にロベリンと呼ばれるアルカロイドの成分が含まれています。

これは人体に対して非常に毒性が強く多量に摂取すると中毒症状を引き起こすことで知られています。

主な症状は、嘔吐、頭痛、腹痛、下痢、眩暈や血圧低下、呼吸困難等…重度の場合痙攣や意識障害、呼吸障害などで死に至ることもあります。
乾燥したロベリアを1g程度食べただけで死亡する危険性があるとされており、冗談でも口にしないようにしましょう。

薬としての効果

ロベリアには喘息などの咳止めとしての効果があることが知られていて、かつては鎮咳薬の原料として使われていました。しかし毒性が強く副作用の影響もあってか現在ではほとんど使われていません。

<<ロベリン>>
ロベリンにはニコチン様の構造を持っているため、タバコのようにして吸えばマリファナに似た多幸感が得られるほか呼吸興奮作用もある。アメリカのある部族の中にはタバコのようにロベリアの葉を使って喫煙する習慣もある。
また錠剤の形で禁煙補助剤としてや、薬物依存の治療薬としても使われる場合があるという。