外形 チューリップ
一般名 チューリップ
別名 欝金香(うっこんこう、うこんこう)、牡丹百合(ぼたんゆり)
和名 欝金香(うっこんこう)
英名 tulip(チューリップ)
学名 Tulipa L.(チュリパ)
分類 ユリ目・ユリ科・チューリップ属
形態 多年草
大きさ 草丈:20~40cm
葉:20~30cm
鱗茎:卵円形
花期 時期:3~5月
季節:春
原産国 中央アジア、地中海沿岸、トルコ、カザフスタン
分布地 に分布している。
生育環境 日当たり、水はけがよい場所を好む。
入手方法 園芸店で購入することができる。
購入価格 球根:1玉50~100円
花言葉 「思いやり」「理想の恋人」「名声」「名誉」「博愛」「恋の宣言」「愛の告白」「希望」「前進」「崇高美」「神秘」「永遠の愛情」「正直」「まじめな愛」「誘惑」「美しい瞳」
誕生花 1/21、2/16、2/20、3/6、3/8、3/14、3/20、3/22、3/29、4/10、4/16、4/22、4/26、5/13、5/17、12/11
危険度 ★★☆☆☆(弱毒)
有毒成分 ツリピン、ツリパリンA,B(tulipalinA,B)、ツリポジトA,B(tuliposideA,B)
有毒部位 根、茎、葉、花など全草に有毒成分が含まれている。
中毒症状 摂取:悪心、嘔吐、呼吸抑制など。
皮膚:皮膚炎(チューリップフィンガー)
致死量 不明
食用部位 食用種の球根は甘みが強くお菓子などに使われる。
誤食部位 球根がタマネギに似ているため誤食が起きる可能性がある。
備考 ◆和名である欝金香(うっこんこう)の名前の由来は花の香りがスパイスや食品を黄色に染めるために使用されるウコンの様な埃臭いことに由来している。
◆園芸分類では球根に分類される。
◆5000を超える品種が登録されており現在1000種ほどが栽培されている、世界でもトップクラスの品種数をほこる園芸植物。
◆薬用に使われることもあり花を欝金香(うこんこう)、鱗茎を欝金香根(うこんこうこん)と呼ぶ。どちらにも鎮静作用があり乾燥粉末をヒステリーに使用するという方法があるが毒性が強く現在では利用されることは無い。
◆食用のチューリップは糖度が非常に高くメロンの2倍以上もあるとされている。

チューリップの毒性

◆チューリップの球根(有毒)タマネギに似ており誤食の可能性がある。

チューリップはユリ科の多年草で観賞用の植物としては非常に人気の高い花です。
多くの品種があることでも知られていて現在登録されている品種はなんと5000種を超えており、うち1000種ほどが栽培されていると言います。

有毒植物としても有名で全草に毒が含まれているのですが、食用として食べられる品種もあることから混同して食べてしまわないように注意が必要です。

保有する毒の成分は、ツリピンやツリパリンと呼ばれるもので、チューリップでは特に球根部に多く含まれています。皮膚にチューリップの汁液が付着することで皮膚炎などの接触性アレルギー症状が表れる他、誤食することで軽い中毒症状を起こすとされています。

またヒト以外の、例えば犬猫に対してチューリップは毒性が強く飼い猫が部屋に飾ってあったチューリップをかじり中毒死した事故も起きています。

中毒症状

主な症状はチューリップの汁液が皮膚に触れることで起きる接触性アレルギー反応である皮膚炎で、素手で扱うことの多い園芸関係者や栽培業者にはチューリップ指(チューリップフィンガー)という皮膚疾患で知られています。

また大量に食べると早い段階で嘔吐や下痢、腹痛など消化器系の症状も起きることが報告されていますがほとんどは比較的軽度の中毒症状で収まるとされています。

その一方で犬や猫などの動物に対してはヒト以上に強い毒性を発揮し少量の摂取であっても嘔吐や下痢、腹痛、血便といった胃腸障害の他、視力障害、全身まひ、呼吸困難など命に関わることが多いとされています。

◆チューリップを取り扱う際はビニール手袋ではチューリップの有毒成分(ツリポシド類)が手袋を貫通し皮膚炎になりやすいため、ゴム製の手袋を着用することを推奨されている。また作業後は手をしっかりと洗い、球根はタマネギと誤食しないように分けて保管するとよい。