トケイソウ

外形 トケイソウの花横から見たアングル
一般名称 トケイソウ
別名 花時計草(はなとけいそう)、梵論葛(ぼんろかずら)、蛇の目草(じゃのめそう)、果物時計草(くだものとけいそう:Passiflora edulis
和名 時計草(とけいそう)
英名 Passion flower(パッションフラワー)
Blue crown
学名 Passiflora(パッシフローラ)
分類 キントラノオ目・トケイソウ科・トケイソウ属
形態 常緑性・ツル性の多年草 / 園芸分類:熱帯植物
大きさ 草丈:50~3m 花:4~5cm
花期 5~10月(種類によって花の開花時期は異なる)
原産国 南アメリア、中央アメリカ、オーストラリアなど
分布地 家庭の花壇などで栽培されている。一部の公園では野生化している場所もある。
生育環境 熱帯の植物なので日当たり、風通しの良い場所が適している。寒さに弱いため冬は室内に入れておくほうが良い。
入手方法 園芸店で購入することができる。
購入価格 苗:500円~
花言葉 「聖なる愛」「信仰」「宗教的情熱」「情熱的に生きる」
誕生花 6/10 6/13 6/24 6/27 7/6 7/12 7/21 8/21
危険度 ★★☆☆☆(弱毒)
有毒成分 青酸配糖体
有毒部位 葉、茎
中毒症状 皮膚:痒み、水膨れ、皮膚炎など
摂取:胃腸障害のほか眩暈、運動障害など
致死量
食用部位 果実を食べることができる。
誤食部位 トケイソウは種類によっては果実は食べることができないものもある。
備考 ◆南米の熱帯地域を原産とし約500種ほどが存在している。
◆果実はパッションフルーツと呼ばれて食用となる。
◆パッションは「情熱」という意味ではなく「受難」を意味している。
◆トケイソウはその花の姿から、キリストが十字架にかけられた姿に見立てられ、イエス・キリストの処刑を象徴する花とされている。
◆花色は紫、白、桃、黄、赤などがある。
◆トケイソウはパラグアイの国花になっている。

トケイソウの毒性

トケイソウはツル性の多年草で果実は食用として食べられています。

一般にパッションフルーツとしても知られている果物ですが、トケイソウには沢山の種類があり食用とされる種(クダモノトケイソウ)以外の種類の果実には毒が含まれるものもあり食べないようにしましょう。

トケイソウの葉や茎には青酸配糖体やアルカロイド類のい成分が含まれていて、誤って口にすると中毒症状を引き起こします。

中毒症状

葉や茎を大量に食べると胃腸障害や眩暈、運動障害などを引き起こす恐れがあります。ほかにも子宮を刺激し妊婦が摂取すると早産の危険があるとされています。