マチン
図
基本データ
一般名称: | マチン |
別名: | |
和名: | 馬銭 |
英名: | Strychnine tree |
学名: | Strychnos nux-vomica |
分類: | フジウツギ科 |
タイプ: | 落葉高木 |
サイズ: | 高さ10~12m程 |
花期: | |
原産: | インド、東南アジア、オーストラリア北部等 |
分布地: | 日本には自生していない |
生息環境: | 不明 |
入手方法: | 不明 |
購入価格: | 不明 |
花言葉: | |
誕生花: |
有毒成分表
危険度: | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
成分: | ストリキニーネ |
毒部: | 種子 |
症状: | |
致死量: | 60mg |
猛毒ストリキニーネとは
ミステリー小説で有名
アルカロイドの一種であるストリキニーネは人体に対し猛毒で成人で60mg程度摂取しただけで死に至る危険な成分です。人体への吸収が早く無色無臭で しばしば小説やドラマの中で殺人用に使われる描写があります。
どんな症状になるのか
ストリキニーネを含むマチンの種子を口から摂取すると15分〜30分ほどで中毒症状が現れ始めます。脊髄に作用し反射興奮性を高める。強直性痙攣が特徴で後弓半張が起きることで脊髄が骨折することもある。
激しい全身の痙攣と強烈な痛みを伴う非常に危険な毒成分なのです。
実際に事件が起きている
1995年に埼玉県で犬の売買をめぐる金銭トラブルから愛犬家ら4人が殺害される事件が起きています。この時に使われたのがストリキニーネ入りのカプセルだったとのこと。猟奇的な事件は当時話題になりのちにドラマ化するなど社会的にも大きな反響を呼んだ実話です。
昔は犬猫の殺処分で使われていた
一昔前は保健所で犬や猫を殺処分する際にストリキニーネが使われていました。現代では炭酸ガスによる窒息による方法となっています。