「毒」の記事一覧

ポインセチア

有毒植物『ポインセチア』

ポインセチアの毒はホルボールエステル類と呼ばれ、肌に付くと水ぶくれや炎症など皮膚炎の症状を引き起こします。誤って食べてしまうと嘔吐や下痢などの消化器系の食中毒を引き起こすこともありますが、致死性は低く命に関わることは少ないとされています、しかし近年の研究では発がんプロモーション作用があることが分かっているため間違っても口にするのはやめましょう。
もものイラスト

桃の種には毒があるので食べると危険は本当?食べるとどうなるの?

桃の種にはアミグダリンと呼ばれる成分が含まれています。これは体内で分解されると有毒なシアン化水素と呼ばれる物質に分解され人体に対し強い毒性を発揮することで知られています。漢方では桃仁と呼ばれ薬用で使われていますが専門家以外が使うには危険が大きいため使わないようにしましょう。
ウマノアシガタ花

有毒植物『ウマノアシガタ』

ウマノアシガタに含まれる毒はプロトアネモニンと呼ばれる成分で、多量に摂取すると嘔吐や下痢、腹痛などの消化器系症状を引き起こします。また重度の場合血便、血尿、呼吸麻痺などを引き起こし死亡することもあり毒性の強さが伺えます。過去には犬や牛など動物の中毒も報告されているためペットなどが間違えて食べてしまわないように春先などは特に注意する必要があります。
キツネノボタン

有毒植物『キツネノボタン』

キツネノボタンには全草に強い毒が含まれていて食べると中毒症状を引き起こします。主な症状は嘔吐、吐き気、下痢などの消化器系の症状を引き起こし重度の場合死亡することもあるとされています。またいくつかの食用の野草と見た目が似ていることから誤食の危険性もあるため注意が必要です。

有毒植物タガラシ・直接触ると肌がかぶれる恐れがある毒液を持つ

タガラシは全草にプロトアネモニンと呼ばれる有毒成分が含まれており、茎や葉の汁が肌に付くだけでただれたり水疱ができたりすることがある。また誤って食べると腹痛や下痢などの原因となり大量に食べると中枢神経麻痺などの危険もあるため取り扱いに注意が必要な植物である。
ユウガオの果実

有毒植物ユウガオ・下痢や腹痛を引き起こす毒素を持つ植物

ユウガオに含まれる毒はククルビタシンと呼ばれる成分で、摂取すると吐き気や嘔吐、下痢などの消化器系の症状を引き起こします。ヒョウタンと同一視されることが多いのですがユウガオは食用として改良された毒性の少ない品種です。ただし接ぎ木や個体によっては毒性の強いものも稀に表れることがありそういったものを食べるとユウガオでも食中毒になってしまいます。